GPFについて その4 GPF付きの車のオイル選び 最強オイルも
今回はGPF付きエンジンに、エンジン摩耗に強いACEA A3/B4規格が使用できるかという点を書きます。
かなりマニアックな話ですが、理解するとエンジン摩耗をかなり減少できます。
GPFは主にPM(ススなど微粒子)が多く出やすい直噴ターボや直噴ダウンサイジングターボ車に付きます。GPF付きの車は装置のつまりを減らすためにSA、つまり硫酸灰分の量が少ないオイルが必要です。ただどの程度までSA量が問題ないかを知ればオイル選びが変わります。
結論から書くと国産車・アメ車でGPFがついていても、SA量が1%以下ならACEA A3/B4規格が使用でき、エンジン摩耗を大幅に減少できます。(欧州車でACEA C規格指定車にはC規格を使用してください。)
根拠は、SAE という権威ある機関で「ガソリン直噴エンジンとGPFにおける灰分蓄積の研究」 というテストがされており、SA量が1.17%のオイルでもGPFの性能に問題がないという結果が出ているからです。ここからかなりゆとりを見て1%以下なら大丈夫という結論です。
つまりGPF付きエンジンでも、SA量が 1%以下の A3/B4 規格なら使用可能。 C3規格はさらに低SAなので、どのGPF車でも安心となります。ちなみにSP規格にはなんとSA量の規定自体がないのでオイルによってはGPFに悪影響があるものもある可能性があります(現実にはほぼ0.8~1%と思われますが…)。
おまけ 参考文献(SAE原本) 1%の根拠
A Study of Ash Accumulation in the After-treatment System of a Gasoline Direct Injection Engine Equipped with a Gasoline Particulate Filter
要旨 ①SA量が1.17%のオイルでもGPF性能に問題はない ②灰分の蓄積は理論値の約50%しかない ③PN(粒子数)除去性能も新品GPFの97%に対して96%
最近はなんでもエビデンス=根拠の時代です。私はエビデンスと聞くと、大きなエビが笑いながら「海老でんす」と言う姿を想像してしまいます(^^;
最後にCMです T-BLEND ACEA A3/B4 SPのSA量は1.0%ですのでGPFがついていても使用できます! 生活のためたまにCMも入ります_(._.)_

