GPFについて ガソリン車のオイル選びに必要な知識! その1 GPFがつく車とは?
ガソリン車に最適なオイルを選ぶ際、GPF(ガソリンパティキュレートフィルター)の有無は非常に重要です。 GPFが付いている車では、オイル中の硫酸灰分(SA)が多いとフィルターに灰分が堆積し、性能低下を招く可能性があります。 逆にGPFが付いていない車では、よりエンジンの摩耗防止性能が高いオイルを選ぶことができます。
今回はその1回目として、どのような車(エンジン)にGPFが付いているのかを解説します。GPFとは、ガソリン車の排気に含まれるPM(微粒子=すす)を除去するフィルターで、 クリーンディーゼルに搭載されるDPFのガソリン版です。
PMはどんなエンジンでも発生しますが、実はエンジンの燃焼方式によって量が大きく異なります。ここはとても大事です(先生なら試験にでるぞ!と言う部分です(^^; )
PMが多く出るエンジンには
- 直噴エンジン(GDI) → 局所的なリッチ燃焼・壁面濡れによりPMが増える
- 直噴ターボ(ダウンサイジングターボ) → 高負荷・高圧縮でPMが増えやすい
これらのエンジンでは、GPFが必要になります。
逆にPMがほとんど出ないエンジンは
- ハイブリッドエンジン → 低負荷運転+エンジン停止時間が長い
- ポート噴射(PFI)エンジン → 混合気が均一なのでPMがほぼ発生しない
これらのエンジンにはGPFは基本的に搭載されません。
この区別がわかれば、オイル選びが変わります!つまり最初に書きましたがDPFがついていない車には、よりエンジン保護性能が高いオイルの使用が可能です!エンジン摩耗が大幅に減少します。
次回は、GPFとエンジンオイルの硫酸灰分(SA)の関係について書く予定です。プロ目線のオイル選びが少しわかります(‘◇’)ゞ
おまけ
PMはParticulate Matterの略で日本語では微粒子となります。黄砂や花粉やカビの胞子もPMになりますが、車の場合は不完全燃焼で発生する「すす」です。
