ボルボ0W20は2種類ある! 「VCC C6SP」と「RBS0-2AE」との違い オーナー必見!
ボルボの0W‑20オイルには「RBS0‑2AE」と「VCC C6SP」という2つの純正規格があります。どちらも同じ0W‑20ですが、年式により使用オイルが異なります。今回はこの2つの規格と、ACEA C5/C6の関係も含めて解説します。
結論から言うと、日本市場では 2018年までが RBS0‑2AEで、2019年以降は VCC C6SP です。 境界となるのは GPF(ガソリン微粒子フィルター)の搭載で、GPF搭載車はVCC C6SPとなります。
RBS0‑2AE は、初期、中期Drive‑E(2014~2018年)向けの規格で、ACEA C5をベースにしたオイルです。直噴ターボのLSPI対策やチェーン摩耗対策は当時テスト自体がなかったため対応していません。GPF非搭載車向けです。
VCC C6SP はACEA C6とAPI SPをベースにした、直噴ターボ+高出力化+GPFに対応した現行Drive‑E向けのオイルです。最大の違いはGPF搭載車向けにSAPS量を減らし、 LSPI防止性能やタイミングチェーン摩耗対策、ターボチャージャーの高温デポジット防止性能もテストされています。またやや燃費性能に優れます。
代替えとしては ① RBS0‑2AE は ACEA C5(もちろんC6も使用可) ② VCC C6SPは名前とおり、ACEA C6 SP が使用できます。
なおボルボ純正オイルはACEA規格やSP規格をベースにして、これに独自のチェーンテストやターボデポジットテストを加えています。ベストはアプルーバルオイルですがACEA規格でも十分な性能があります。
マニア向けおまけ
RBS0‑2AEとVCC C6SPでは使用される清浄分散剤の種類が異なります。RBS0‑2AはCaスルホネートなどカルシウム系がメインで、VCC C6SPではMgスルホネートなどマグネシウム系が多めでカルシウム系がすくなめです。これはCa系がLSPIの原因になるからです。


