昨年までは十年後にはほぼすべての車がEV・電動化されそうな勢いでした！

今年になってやっとエンジンにも明るい未来が見えてきたようです。すごい勢いだった電動化の流れが少し衰え、かわってエンジンが巻き返しこれからも主力として生きのびるのではと感じています。今回はこの新しい傾向を簡単に書きます！

前提ですが自動車が出すCO2はどの程度がご存知ですか？世界で出るCO2のうち自動車などの輸送機関で排出されるのは14％です。この14％の中で自動車が41％、トラックが36％で残りは鉄道、飛行機、船舶です。つまり世界のCO2排出量のなかで自動車・トラックが出すCO2は11％弱です。本当は自動車以外の削減が大きな問題ということがわかります。

とは言え自動車もCO2削減が大切ですが、これまで「EV・電気自動車にすれば解決する」という話をあまり疑わず進められてきました。今エンジンと、電気自動車を冷静に比較が出来るようになり、エンジンにも素晴らしい点がたくさんあることが見直されてきています。具体的には電気自動車とエンジンのCO2排出量に大きな差がないことが理解され始めたこと、電気自動車の電池問題、新しい燃料を開発すればエンジン車の方がCO2排出量で逆転する可能性。そしてエンジンの利便性などです。

今回はエンジンが見直されてきて、エンジンが今後も生き延びるのではという動きを書きました。次回からどのような点が見直されてきているかもう少し詳しく書いていきます。

おまけ

エンジンが生き延びるということはオイルも生き延びます！新しいオイルの開発が今後も次々と進みそうです！わくわくしています！