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油温と粘度の関係 適正粘度とは?

結論 同じエンジンでも使用する油温により適正粘度は異なります!

どのエンジンにも指定粘度があり普通はこれで大丈夫です。

ただ使い方によっては、より高粘度オイルが良い場合もあります。大切なのはどの油温で走行するかです。油温計があれば見ていれば油温が何度かわかります。

油温計が無い時は使い方で推測するしかありません。油温が上がりやすい走行には ①山道、峠の走行 ②サーキット走行やレース・ジムカーナ等 ③重い荷物を運ぶ高負荷走行 などがあります。

では油温によってどのように粘度が変化するのでしょうか?

下記の表は弊社のSP5W30と5W40の油温による粘度の変化です。

通常オイルは100℃までの油温での使用を前提としています。弊社のSP 5W30は油温100℃で粘度10.1ですが120℃では6.87です。粘度が「10」程度必要なエンジンなら油温120℃で走行するなら5W40を使用すると油温120℃でも粘度が9.17あるので向いています。

レース等で油温130℃ならさらに高粘度オイルが必要です。

適正粘度は使用する油温で変わります。油温100℃を超える時は指定粘度より高粘度の選択も必要となります!

 

 

 

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