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なぜ動粘度すら非公開? オイルの情報公開の大切さ  

オイル選びのポイントです

 

純正オイルや大量に販売されているオイルでも、100℃・40℃の動粘度や粘度指数といった基本性能が非公開なオイルがたくさんあります。私なら性能がわからないオイルは選びません。

オイル選びに最低必要な情報は ①100℃動粘度 ②40℃動粘度 ③粘度指数 と思います。さらに ④HTHS粘度(HTHS粘度とは高温高圧下でのエンジン保護に必要な粘度)  ⑤ベースオイル がわかれば完璧です。

オイル製造時に100℃・40℃の動粘度は絶対計測します。そして粘度指数は計算ででます。この基本情報が非公開のオイルは公開出来ない理由があります。つまり同じブランドでも、入札などで安いオイルを次々購入すると動粘度などが公開出来ません。純正オイルでも同じ理由です。

さらにベースオイルの記載もあった方がベストです。理由は最近、高性能なグループⅢからより安価なグループⅡ鉱物油にベースオイルが変更になっている場合があります。性能より安く製造する方を重視するからで、同じブランドのオイルがいつの間にか性能ダウンしている可能性があります。だからこぞベースオイルの表示は大切です。

だからこそオイルの情報公開は大切で、まさにこれが信用だからです。

 

おまけ 

新車を買う時、ガソリン車かディーゼル車かHVか非公開の車は買えません。排気量や馬力が非公開の車もありません。すべてに基本性能は公開が当然で、公開出来ない場合はなにか都合が悪い理由があると思います。弊社ではこれからもより情報公開を進めてまいります!

 

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