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ベースオイル新情報 その3 2019冬  GTL・CTL・ETL続編

GTLもCTLもETLも無色透明です。さてこれはどれでしょうか?

2019年9月11日付ブログ「ベースオイル新情報」の続編です。今ベースオイルに次々と新しい動きがあります。それがGTL・CTL・ETLです。

GTLは「Gas To Liquid」で天然ガスが原料です。シェル・出光限定ですでに一部オイルに使用されておりそれが近いうちに入手可能となりそうです。
CTLは「Coal To Liquid」で石炭を原料とし中国で今年度から実用化され2020年半ばから輸入されそうです。
ETLは「Ethylene To Liquid」でエチレンから製造し来年あたりから輸入が可能となりそうです。

「じゃあどれが一番良いの?」となりますが実はほぼ同じ性能です。理由はこの3つは原材料のエチレンをなにから取る違いだけであとは同じ工程となるためです。
ベースオイルの代表性状(性能)は「Confidential」つまり社外秘資料のため詳しくはお伝え出来ませんが、マニア向けに内緒でお伝えすると「100℃ 4cSt」で粘度指数140程度、流動点がマイナス30℃~40℃程度です。性能的には現在多く使用されているグループⅢ(VHVI)の粘度指数120程度や流動点マイナス15℃程度よりかなり良くなっています。性能的には「グループⅢ++」または「グループⅣ‐」と言えるのではないかと思います。現物は無色透明で見た目はPAOです。

今後の問題点は価格もですがどのような使い方をするかです。「JASO GLV-1」規格オイル向けにはこれが必要と思われます。
GLV-1以外のオイル高性能化に使用するには、製造者側としては価格と性能を見極める必要があり、ベースオイルの販売者側としてはある大きな数量が売れる見込みがないと輸入に必要な許可(取得に数千万円必要)が取れないし貯蔵タンクも用意出来ないという障害があります。

本当に入ってくるのかまだまだ未定の部分が多いベースオイルです「MIKADO OIL」では高性能オイルを適正価格で製造するためこれからも情報を追いかけていきます!!
お楽しみにお待ち下さい!!

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