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2024年前半の展望 オイルの供給と価格

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

私的な2024年前半のオイル業界の展望です

ベースオイル

ベースオイルは供給面では問題がなさそうです。(ただガザの紛争が拡大して紅海が封鎖されるとお手上げです)価格的には種類(鉱物油・グループⅢ・PAOなど)により異なりますが、前半は基本には少し上がり気味です。原油以外の製造・流通コストの増大が響いています。世界的には欧州車の低燃費化がすすみ低粘度オイル(0W20)の製造が増えているため低粘度グループⅢが世界的に見て流通が少しタイトになってきますが日本では問題ないと思います。

マニアックな話になりますがシンガポールでグループⅡ+ベースオイルの大きな製油所が稼働します。日本では使用されないと思いますが東南アジアや韓国、中国製のオイルではグループⅢから切り替える会社が増えると思われます。これらの国では添加剤も中国製やインド製を使用するメーカーが増えており輸入オイルの一部で性能低下が少し心配です。

 

添加剤

添加剤(オイル製造に使用するDIパッケージなど)は供給の問題はありませんが2024年冬~春にかけ価格が上がります。世界的添加剤会社、主要4社で上げ幅や時期が微妙に異なりますが間違いなく上がります。

 

規格

来年、2025年初めにSP規格の次期規格がリリースされるため今年の春から夏位に次期規格の添加剤の選定が必要となります。なかなか忙しい夏になりそうです。

 

一昨年は大混乱したオイルの供給ですが、戦争が拡大しない限り落ち着いた年になりそうです。

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