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ベースオイルの定義 その3 グループⅢにも種類がある!

 

グループⅢベースオイルとは粘度指数(VI)が120以上必用で、かつ硫黄分などの不純物が少ないベースオイルのことで「合成油・化学合成油」と表示されて販売されているオイルの多くはグループⅢベースオイルを使用しています。
グループⅢを作るには2つの方法があり、1つ目は鉱油を精製して作る方法でグループⅡをさらに精製して製造します。2つ目は化学的に小さな分子を合成して製造します。
グループⅢは別名VHVIとも呼ばれ、直訳すると「とても粘度指数が高 い」と言う意味で粘度指数が120以上あるのでこのように呼ばれています。

あまり知られていませんがグループⅢにはより高性能のものがあります。グループⅢ+(プラス)で、例をあげるとベースオイルとしてよく使われるY6は粘度指数が125以上ですがY6+は140以上あります。粘度指数で比較するとPAO6(粘度指数140程度)とほぼ同じ性能です。
さらにグループⅢ++もあります。「GTL」と呼ばれ天然ガスから作るベースオイルで不純物をほとんど含みません。ただGTLは生産量が少なく手に入りにくいベースオイルです。現在鉱物油から精製する方法でグループⅢ++相当のベースオイルの製造も検討されています。

まとめとしてグループⅢは性能が良く、価格もお手頃な使いやすいベースオイルです。そして同じグループⅢでも驚くほど高性能のものがあると言うことです。

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