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ミッションオイル(ギヤオイル)の問題点 その1 MT車の過酷な状況!

北米ではマツダロードスターはミアータです!

 

現在マニュアルミッション(MT)の新車販売比率は2%以下です。今回のブログはその2%向けのとてもマニアックな内容です。

今販売されているMT車は、GR86、BRZ、スイフトスポーツ、ヤリス、ロードスター、シビック Type R など、スポーツ走行を前提とした車種が中心です。必然的に、ミッションもミッションオイルも過酷な使われ方をする場面が増えています。

さらに、省燃費化の影響でミッションケースが小型化され、オイル量も昔より少なくなっています。少量のオイルを高速で攪拌すれば、油温が急上昇するのは当然です。これは、お湯を沸かすときに100ccの水の方が200ccより早く沸くのと同じ原理です。

その結果、街乗りでもミッションオイルが100℃を超えることがあり、スポーツ走行では130℃以上に達するケースもあります。この油温上昇こそが、現代MTの大きな問題点です。

油温が上がると、まずシフトが入りづらくなります。油温が上昇すると当然油膜が薄くなるため、ギヤ同士が直接当たりやすくなるためです。さらにひどくなるとシフトが入らなくなります。シフトの入りづらさだけでなく、異常摩耗や焼き付き、マイクロピッチ(小さな欠け)、異音の原因にもなります。いくつかの車種でシフトが入りづらいなど実際に問題として報告されています。

マニュアルミッション車はとても減っていますが、残ったMT車はとても過酷な環境で使用されさまざまな問題が起きています。


次回は、トラブルの原因の1つのミッションの小型化と油量減少につて書く予定です。

 

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