SR(仮称)GF-8規格 初めてのハイブリッドエンジン用規格 先取り情報
2026年2月現在、日本ではまだSQ GF-7規格はあまり普及していません。弊社でも製造中で出荷可能ですがまだ販売していません。(近日予定)これには理由があり、SP GF-6とSQ GF-7はあまり性能差がないためです。詳しくは以前のブログで見てください。
まだSQもあまり普及していない中で、さらに次期規格のAPIのSR(仮称)GF-8規格の開発が進んでいます。この規格はSP・SQ規格と比べて大きく変わりそうです。今回のブログは2~3年先の情報を先取りします!
現在わかっている規格性能は以下の通りです。
新テスト項目
- 燃費テストを従来エンジンからハイブリッドエンジンに変更
- 低温スラッジ・堆積物
- 腐食テスト
- ゲル化テスト 水分等の混入によるゲル化防止
これらの新テストはハイブリッドエンジンに対応したテストといえます。
SQ GF-7より厳しくなるテスト項目
- 硫酸灰分が9%から0.8%に減少 GPF対策
- NOACK 13%以下
- 新素材シールに対する膨張収縮テスト
- 酸化安定性の向上 ロングライフ性能
- 低温動弁摩耗
- LSPI
- 省燃費性能
などとなります。
つまり簡単にいうと次期オイル規格は初めて本格的にハイブリッドエンジンに対応したオイルと言えます!まさに現在のエンジン動向に適したオイルといえます。
最後にSR(仮称)GF-8規格は当初の予定では2028年秋予定でしたが、テスト用エンジンの変更などがあり、当初予定より遅れているようです。個人的には2029年にリリースと予想しています。とても楽しみな規格です!
おまけ SR(仮称)の理由
APIではSAからSB・SC・SDと順に新規格となります。ただ途中で飛ぶ場合があります。例えばSJの次はSKのはずですが実際はSLです。これは韓国にSKという大きな石油会社があるためです。SQの次は通常であればSRですがまだ未定のため仮称としています。
おまけ2
テスト用エンジンを変更する際、一番問題になるのは従来のエンジンでのテスト結果と整合性が取れるかどうかです。これが最大の問題で規格が遅れる大きな原因です。
おまけ3 欧州車オイル規格
ACEA規格も2027年に大きく変わりそうです。また情報が入り次第ブログで書きます。
