新車のオイル交換は? 初回のオイル交換時期は?
今回は新車の初回オイル交換について書きます。結論としては自動車メーカーは初回から通常のオイル交換距離で大丈夫としています。ただし個人的には初期摩耗を考えると1,000〜2,000kmでの早め交換も良いのではと考えます。その理由も最後に書きます。
昭和の時代は新車を買うとエンジン内にきりこ(金属粉や金属片)が残っているからという理由で1000kmで初回のオイル交換をしていました。私自身も初回、エンジンやデフのオイル交換をした際、大きな金属片がはいっていてぞっとしたことがあります。
では今はどうでしょうか? 自動車メーカーは現在、新車の初回オイル交換を特別に早くする必要はなく、初回から通常の交換距離で良いとしてます。つまり ①一般的なガソリン車 5000km~15000km ②軽自動車・ターボ車2500km~5000km 程度を推奨しています。
新車だからといって早めのオイル交換は不要ということで、その理由は以前と異なりエンジンの工作精度が良くなり、なじみと呼ばれる初期摩耗も減少しているからということです。ということでメーカーやディーラーは最初から通常の距離でのオイル交換を推奨しています。
ただ、私は個人的には確かに加工精度も上がり、初期摩耗も減少しているでしょうが、最初の1000kmとか2000kmの間程度で少なくなっているとはいえ初期摩耗でなじむのは間違いないので金属粉は多めに出ると考えます。そのため1000kmでなくても少し早めの交換が良いと思います。デメリットはコストがかかることですが…。
おまけ
初期摩耗・なじみの一例としてピストンリングの摩耗の資料です。上が新車時で下が20時間運転後のピストンリングです。新車時のリングは断面がギザギザしており、接触面が少ない状態です。20時間運転後は初期摩耗によって接触面が広がり、きれいな円形に近づいています。この摩耗粉がオイル中に混ざるため、初期は金属粉が多くなるわけです。
もちろんピストンリング以外の各部で初期摩耗はおきます。この20時間を時速50kmで走行したとすればちょうど1000kmです(^^;

